再生材を使用した商品:
廃木材の使用
私たちは日常生活の中で、住宅、紙、家具や燃料など様々な形で木材を利用しています。私たちが利用する木材の量がその元である森林の植林等による回復スピードを上回れば当然、森林減少に拍車が掛かります。その為、木材を商品に使用するメーカーである当社も、木材資源をなるべく持続的に無駄なく活用して商品を作りたいと考えています。
フィンガージョイント技術
鉛筆の軸の原料となる板材を生産するときに、フシのあるもの、欠けたものなどは廃材となっていました。こうした廃材の使えない部分を取り除き、残りの短い端材をつなぎ合わせて作られたのが「木物語」という鉛筆です。この木材の接合方法は、両手の指を組んだ形に似ていることから「フィンガージョイント」と呼ばれています。
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鉛筆で初めてのエコマークを取得
当社では、「木物語」を1992年に発売しました。この商品の軸には生産段階で生じた、従来捨てられていた端材を再利用し、さらに芯にもリサイクル素材を使用しています。鉛筆で初めてのエコマークを取得し、翌1993年には日本経済新聞社主催の日経流通新聞賞の年間優秀製品優秀賞を受賞しました。現在は、通常の鉛筆の他にも後端に消しゴムを付けたものや、朱色や朱藍の色鉛筆もラインナップしています。
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リサイクル黒鉛を使用
木物語の芯には、工場で副生成物として出来る黒鉛の中から、鉛筆に適した黒鉛を分別精製した
純度の高いリサイクル黒鉛を一部使用しています。
黒鉛を使用しない赤鉛筆・赤青鉛筆は除く。
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廃木材を使用している商品
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