-
EX-1
緋色(ひいろ)
SCARLET -
D-5
オリーブイエロー
OLIVE YELLOW -
DL-5
緑青(ろくしょう)
VERDIGRIS -
V-4
シャルトルーズ
グリーン
CHARTREUSE GREEN
全体のバランスを見ながら、イチゴがおいしそうに見える色をセレクト。色辞典は今までになかった自然の色が揃っていて、特に緑のバリエーションが豊富です。自分の感受性を信じて色選びを楽しみましょう。
トレーシングペーパーまたは薄めの紙を、6Bの鉛筆で塗りつぶして即席カーボン紙を作ります。描きたい紙に黒い面が接するようにカーボン紙を重ね、その上に下絵を置いて固定し、鉛筆などで輪郭線を強めになぞって写します。
イチゴや葉を描くときは、複数本の色鉛筆を使ってグラデーションをつけると大人らしさを演出できます。また、ここではヘタと実が接している部分をしっかりと塗り込まず、若干ぼかし気味にしています。
面を塗るときは、鉛筆を寝かせて、力を抜いて塗っていきます。逆に、細かい部分は鉛筆を極力尖らせて、しっかりと立てます。この調節の仕方を覚えると大きなイラストを描くことも楽に。
イチゴは、イラストのなかでも非常に描きやすいもの。ヘタと実が接している部分をぼかし気味にしたり、種のまわりをあえて塗り残すことで、よりいっそう雰囲気が出てきます。
多摩美術大学日本画専攻卒業後、フリーイラストレーターとして活動。
「おとぎ話のぬり絵ブック」「お姫さまと妖精のぬり絵ブック」「ファンタジーのぬり絵ブック」(以上パイインターナショナル刊)が世界累計30万部を突破。