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EX-6
アネモネ
ANEMONE PINK -
EX-9
烏賊の墨色
(いかのすみいろ)
SEPIA -
LG-1
子鹿色 (こじかいろ)
FAWN
鮮やかなEX-6は差し色に、優しい黒系色のEX-9はリースの影に。LG-1は肌色とも違う、色辞典ならではの繊細な色味。柔らかな動物の毛並みを描くときに欠かせない1本です。
塗り絵を始める前に、どのような雰囲気にしたいかを考え、基調となる色を決めて花を塗ると統一感の取れた構成になります。同系色にまとめつつ、ところどころに好きな色を差し色として使うと、華やかな雰囲気が強まります。
「絵の中で暗くなる部分をイメージすることが大切」と考える桑原さんはリースの影部分など、濃い色から先に塗っています。このとき、輪郭側から内側へ向かって鉛筆を動かしていくとはみ出ません。
花の中心から花びらにかけて、小鳥の羽などの同系色グラデーションは、まず暗い色を塗ってから明るい色を重ねます。やや色づいた葉など、2色以上の色を同じエリアに使いたいときも濃い色が先。
塗っているときに手や指の力が一定でないと色ムラが発生してしまいます。同じ筆圧で、隙間を空けないことを念頭に置いて塗りましょう。広い面を塗るときは、鉛筆は寝かせておきます。
1987年福島県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。
HB Galleryスタッフとして働きながら、イラストレーターとして活動中。