検索結果:651件です。
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ボールはどうやってはめ込む
非常に小さなボールなのに、なぜ下におちずにうまく回っているのかは、とても不思議です。チップを作るために細い針金状の金属を円筒状にカットした物を用意し、端を円錐状に削り、先にドリルで穴をあけ、その中にボールを入れ上から叩きます。すると筒の中が受け皿状になって安定されます。それから更に、ボールに沿って縁を閉じる(カシメる)ので、ボールは落ちてこないと言うわけです。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/b44/
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筆記距離
トンボ鉛筆の事務用ボールペン(BR-NF芯)で1500m、カルノ・ビズノで1000m程度書くことができます。...
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筆記した文字の寿命
油性は、書類として通常の保管状態ですと、50年以上はもつと言われています。 現在、ボールペンを発売して50年以上になりますが、当時の書類が今も残っています。但し、直射日光の当たる場所ですと、6ヶ月程度で薄くなってしまいますのでご注意ください。 水性・中性の顔料インクは、「墨」と同じ成分ですので数百年単位でもつと予想されます。...
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ボールペンの長所
ボールをペン先に利用した筆記具がボールペンですが、何故これ程世界的に広く利用されているのかというと・・・ ○全方向性:タテ、ヨコ、ナナメどの方向にもスムーズに書けるので、どんな言語でも、どんな書き方でも問題が無いこと。 ○筆圧対応力:インクを潤滑剤として使いつつ紙にインクを付けていくので、筆圧に関係なくボールが回る限り書けること。 ○筆跡安定性:ボールが減りにくく、筆跡が変化しにくい。 ○...
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水性インクの耐水性
油性ほどではないにしろ、水性でもある程度の耐水性を持つ事は可能です。 その秘密は色素にあり、染料よりも顔料の方が耐水に優れていると言えます。染料の中でも直接系染料であれば比較的性能は良いのですが、色が鮮やかに表現できないので、ほとんど黒にしか使われていません。 鮮やかな色数の多いカラーマーキングペンには、発色のよい酸性染料を使用するのが一般的です。また、この様なマーキングは耐水性はほとんどない...
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色素の種類
染料か顔料を使用しています。 簡単に違いを説明すると、染料は液体に色の粒子が溶け込んでいる砂糖水の様な物で、顔料は液体の中に色の粒子が浮遊している墨液の様な物です。顔料が近来見直されてきているのは、筆跡が鮮明で耐水性・耐光性に優れているという利点があるためです。 顔料は、もともと非常に安定した色素を微細に粉砕し、安定剤として界面活性剤の助けを借りて物理的に浮かせている訳です。それを無理にインク...
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インクの基本構成
油性が有機溶剤+色素+樹脂+界面活性剤、 水性が水+色素+保湿剤+界面活性剤+防腐剤という基本構成になっています。 油性インクについては、揮発性が高く臭いがきつく感じられるかもしれませんが、安全性の高い溶剤(エチルアルコール等)を使用していますので、ご安心下さい。...
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ツインタイプの一方のインクが先に出なくなる
中綿式のツインの場合、どちらのペン先を使用していたかにかかわらず、細い方の芯が先に書けなくなることがあります。 これは2つのペン先の毛細管力が異なるため、中綿内のインクを保持、また、誘導する力に差がでることによります。 これらは繊維芯同士のツインでも見られますが、特に繊維芯とプラ芯のツインの場合、それぞれのペン先の形態の違いからプラ芯の方が先に書けなくなる場合があります。 これは繊維芯に比べ...
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インクの注入方法
インクの入れ方については、中綿に一定量のインクを注射器の様な物で注入する事もありますが、一番良いのはインクの中に中綿を漬けてインクを吸い上げさせる方法です。 この方法を利用して蛍光ペンのインク補充を可能にした補充インクが蛍コートチャージャーです。...
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蛍光インクが蛍光に見える理由
英語で表現するとハイライターとなることからも伺えるように、日光や照明による光を、ある特定な光の波長に変換することによって色をより鮮やかに見せる事ができるのです。我が社ではこの特色を生かした用途開発をしており、暗記ペンとして世に送りだしました。他の特徴としては、インクの顔料化の傾向とOA対応の傾向が見られます。 当然の事ながら蛍光は光が当たらなければ光りません。ブラックライト(紫外線ランプ)は、目...
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マーカーとサインペンの違いは
はっきりとした定義づけはありませんが、一般的に1mm以上の線幅で方向性のある事が多い物をマーカー、1mm以下の線幅の方向性の無い物をサインペンと呼ぶ様です。マーカーの中でも線幅によって中細字・中字・太字・極太字等の種類分けがされています。サインペンの種類も、極細字・細字とあり、我が社では0.6mm~0.8mmを細字、0.4mm以下を極細字として区別しています。しかしこれも各メーカー毎に独自で付けて...
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マーキングの歴史
1949年にアメリカから入ってきたマーカーが、油性マーキングの歴史の始まりであると言われています。 トンボでは1961年にドライWと言う水性マーキングを日本で初めて発売しました。 ...
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マーキングペンは筆圧「ゼロ」の筆記具
ボールペン等と違ってマーキングは毛細管現象を利用し、ペン先もその機能を担っているので、書く時にほとんど筆圧がいりません。芯は比較的軟らかく、落下・高筆圧に弱いため、カーボン複写には不向きな物です。 インクが減って筆跡が薄くなると、我々の習性としてどうしても強く書こうとする訳ですが、これはペン先を痛めたり詰まらせてしまったりと、ペンには優しくない行為です。むしろゆっくり書くべきなのですが、インクが...
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筆記距離
種類によって筆記距離はまちまちですが、一番長く書けるのは極細ペンで約1000m位、短いものになると蛍光ペンの約100~150mだと言われています。 ペン先やインクの容量、筆記速度や筆記面の状態等もかなり関係してきますが、大体の目安として覚えておくと良いかもしれません。筆記速度と距離も考えてみましょう。ゆっくり書けば幅広く深くインクが入り、距離は短くなりますし、早く書けば幅狭く浅く入るので、筆記距...
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液式のインク誘導について
液式は中綿式と違ってインクがそのまま出てきているだけと思われがちですが、やはり中継芯が必要なのです。ジャバラに蓄えられたインクは芯の方へ順次誘導されて行くか、減圧によってタンク内へ戻されます。そして少しずつ先端の方へ導いているのです。 ジャバラの他にもフロート式やプッシュ式といった技術を利用した商品もありますが、特殊なインクを使用する場合に多く、主流はやはりジャバラという事になる様です。...
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インク誘導について(毛細管現象)
外部から力を加えなくてもインクは隙間の狭い方へひっぱられる、という原理を利用して、マーキングのインクは引き出されるのです。おおまかな流れは、中綿(中継芯)→ペン先→筆記面という形です。 毛細管現象とは、液体の濡れる力による作用によるものです。重力に逆らってでも上がって行く力なので、上向きにしてもインクは出るのです。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/m29/
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マーキングペンとは
まず、どんな物をマーキングと呼ぶかについて考えると、中綿または液式のインク貯蔵体であり毛細管現象によって先端のペン先にインクを誘導しているペンである、と定義づけられます。そして、マーキングとは「マークする」と言う広い意味に用いられ、文字を書くと言う事だけに限らず、描く・線を引く・印をつける、と言った様々な用途を指しています。更に対象を選ばない筆記具として活躍しています。紙・木材・布といった吸収面は...
https://www.tombow.com/mamechishiki/m28/
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ナイフで鉛筆を削るコツ
刃をなるべく痛めないで削るには、刃の前の方を使って先に木のみを削っておき、それから刃の元の方を使って刃を立てぎみにして芯を削ると良いようです。 指の使い方のポイントは、鉛筆を持った手の親指の使い方にあります。刃をななめにしながら刃の後ろを押す様にするとうまく削れます。 ...
https://www.tombow.com/mamechishiki/p27/
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小学校で鉛筆が使われる理由
文部科学省では「日本語を見やすく、分かりやすく、効率的に書く」ことが出来るように、硬筆書写教育を、小1から中3まで推進しています。そのためには、正しい字を正しい筆順で、はね・とめ・はらい等の基本技術を使い、初歩のうちから覚えていくことが最も大切であると考えています。 特に低学年のお子さんは筆圧の加減が難しく、鉛筆が適しています。 シャープでは芯の出具合によって、子供の強い筆圧では折れやすい等の...
https://www.tombow.com/mamechishiki/p26/
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鉛筆の筆記距離はどのくらい?
鉛筆1本(HB)で書くことができる筆記距離は約50㎞です。 他の筆記具と比べて圧倒的な長距離で、また経済的です。ただし、筆記荷重を150gに定め、芯は尖らすことなく、一本(約172㎜)すべて筆記するという条件下での数値ですので、あまり現実的ではありませんが。 ちなみにシャープ芯では、0.5mm・HBのシャープ芯(長さ60mm)を全部使ったとして、得られる筆記線は約240mです。...
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鉛筆のJIS表示について
鉛筆JISは、昭和26年(1951)に制定され約50年にわたって我が国の鉛筆の品質向上に貢献してきましたが、平成10年(1998)に規制緩和の一貫で品目指定が取り消しになり製品に刻印されていたマーク表示を廃止することになりました。品質水準が上がったのでJISマークを付ける意味がなくなってきたためです。しかし、JIS規格基準は存続しており、この基準に基づいて製品は作られています。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/p24/
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鉛筆の軸の形状(六角軸と丸軸)について
鉛筆を持つ時は3本指なので、その倍数が正しく握れるとされています。一般的にはころがりどめとも言われています。 色鉛筆に丸軸が多いのは広い面を塗る場合に芯の片側だけが減らないように軸を回しながら使いやすいということがあります。...
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鉛筆の長さと太さの決まり
長さについては172mm以上とJIS規格で定められています。 これに近い長さを最初に決めた人は、ドイツ人のルター・ファーバーとされています。1840年頃に「7インチ(17.78センチ)」にしようと提案しています。この長さは、大人の手のひらのつけねから、中指の先までの長さからとったといわれています。 また太さはJIS規格で最大径8mm以下とされています。...
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芯の違い
芯の違いは主に黒鉛や粘土の粒度、つまり細かさにあり、高級な芯ほど原料黒鉛の粉砕・精製・加工に技術と神経が使われています。 トンボ鉛筆の芯は、標準タイプ・高級タイプ・エコタイプ(リサイクル黒鉛使用)の3種があります。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/p21/
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鉛筆の価格差
鉛筆に価格差があるのはまず、芯の違いによります。 芯の違いは主に黒鉛や粘土の粒度、つまり細かさによります。書き易さ・折れにくさ・筆跡能力に差があります。 木の質も違います。削った時の削りやすさが第一で、書き心地、美しさにも違いがあるのです。 軸の塗りも、良い物ほど回数を多く塗っています。そうする事によって湿気を防ぎ、保存性が向上し、すべりどめや汚れ防止にもなるのです。また、見た目の美しさも違...
https://www.tombow.com/mamechishiki/p20/
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1,2,3で表す硬度表現について
ヨーロッパやアメリカでは硬度を1,2,3で表していたことがありました。1がB、2がHB、3がHに相当します。現在はH、HB、Bといった表現方法になっています。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/p19/
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色鉛筆の種類について
色鉛筆を形状から分けると木軸・紙巻・軸全体が芯になっているものに分けられます。 木軸色鉛筆は、ごく一般的な色鉛筆ですが、この中にも軟質、硬質の2種があります。軟質のものはソフト色鉛筆と呼ばれ、芯をソフトタッチにしたもので、着色性も良くお子さん向けといわれています。硬質は芯を硬く緻密にしたもので、グラフ・図面の書き込み用に適しています。 紙巻色鉛筆は、芯そのものはごく軟質で細い線は描きにくいので...
https://www.tombow.com/mamechishiki/p18/
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鉛筆の濃さってどういうこと?
JISでは一定の条件下で筆記した時の反射率がHBで0.30~0.47と規定されていて、それ以外はHBを基準にして上下の硬度がそれぞれ逆転しなければ良いとされています。濃度と言うのは反射のしにくさを表しているので、反射率が小さいほど濃度が高いと言えます。当社のHBの基準はJISよりも厳しく、0.30~0.38となっています。このような濃さをあらわすことを最初に考えた人は、フランスのコンテで、14種類...
https://www.tombow.com/mamechishiki/p17/
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芯の硬度・濃度とは?
鉛筆の芯の濃さと硬さを表す6Bから9Hまでの記号をいいます。鉛筆の芯は、黒鉛と粘土の割合によって、硬いものから軟らかいものまであり、例えばHBでは黒鉛65%に対して、粘土35%です。 芯の硬度は6Bから9Hまで17種類あり、硬い芯はHardの頭文字Hを使い、軟らかい芯はBlack の頭文字Bで表されます。その中間にFがありますが、これはFirm(ひきしまった)の頭文字を使っています。 日本産業...
https://www.tombow.com/mamechishiki/p16/
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色鉛筆の芯の成分
色鉛筆の芯は、着色・体質顔料とワックスで出来ています。成分から見ると、油性です。色鉛筆で絵を描いた後に石鹸を溶かした水を絵筆に含ませて擦ると、わずかに溶けてぼかすことも出来ます。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/p15/
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鉛筆に使う木
鉛筆には主に北米産のインセンスシダー(ヒノキ科)を使っています。 木は自然循環型資源で環境にやさしい材料です。鉛筆に使われる木も植林を行って十分に管理されています。また、鉛筆に使われる木は建築材料になれない軟質の木ですから、他の用途には使うことができません。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/p14/
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鉛筆の芯に使う粘土
鉛筆には、ドイツ産の粘土を使用しています。日本でも粘土は取れますが、鉛筆芯の成形に適した可塑性があり、比較的低い温度で結晶化が進み、強さ等の物性が向上し、硅石等の不純物を含まない等の理由から、ドイツ粘土が鉛筆には最適です。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/p13/