検索結果:660件です。
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消しゴムの製造法
混合した材料を加熱しながら板状に押さえ付けて作る方法(プレス法)と、加熱して棒状に押出して作る方法(押し出し成形法)の2種類があります。 プレス法・押し出し法は、共に加工工程での温度によって性能が違ってくるので、ここが消しゴムを作るときのポイントです。...
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日本の消しゴムの歴史
最初の日本製消しゴムは、明治26年に誕生したといわれています。品質はあまり良いものとは言えず、製図用消しゴムなどは輸入に頼っていました。昭和3年(1927年)に製図用消しゴム国産第1号がを完成されました。...
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固形のりの歴史
初めは工場のベルトの滑りどめワックスのように、こすると粘着性が出るクレヨンタイプの物が考えられました。ピロリドンを利用した今の固形のりの元祖は、1970年(昭和45年)にドイツのメーカーが発表したものです。 当社は、いち早く独自に開発した技術で、1971年(昭和46年)にピットを生産し販売を開始しました。これが固形のりの国産第一号であり、その後も様々なタイプを販売しつつ現在に至っています。...
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消しゴムの歴史
16世紀に黒鉛が発見され、鉛筆として利用される様になりましたが、当時は良い消し具が無く小麦パンで消していた様です。1770年、イギリスの化学者プリーストリーが天然ゴムで鉛筆の字が消せる事を発見したのが、消しゴムの起源です。当時としては、大変高い物であったと推測されます。 その後グッドイヤーにより、サブスチチュート(植物油に硫黄を混ぜて粉状にした物)が発見されて、現在の消しゴムの基ができたのです。...
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液体のりの歴史
戦後になってから工業化された、合成樹脂であるポリビニールアルコールが使用されています。昭和50年に市場に出回る様になり、現在に至っています。 それ以前に液体のりは無かった訳ではなく、アラビアのりが使われていました。これは、アカシヤの樹液であるアラビアゴムを水に溶かした天然物接着剤です。アラビアのりは乾くのが早く、取扱もしやすいのですが、高価なために、現在では殆ど使われなくなりました。 アラビア...
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日本ののりの歴史
わが国に紙が伝来してきたのは610年(推古18年)であると言われ、紙が民間に普及し始めたのは平安時代以降で、紙の切り貼りもその頃からと推定されます。 のりの歴史はたいへん古く、7~8世紀に織物の仕上げに米やふのりが使われたのが最初だと言われています。ただし、腐りやすく保存がきかないので、作ったらすぐに使う必要がありました。その後材料や形態は少しずつ変わっても、のりは腐るもの…という状況は変わりま...
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消しゴムの種類
消しゴムは、いわゆる天然ゴムで出来ているゴム字消しと、プラスチック字消しの2種類があります。ゴムではないものもあるので、正確には「字消し」と言います。ゴム字消しは、鉛筆用の白ゴム、ボールペン等の筆跡を消すための砂ゴムなどがあります。プラスチック字消しは、塩化ビニール樹脂を原料としたものが主流ですが、最近は合成ゴム(SBR)の字消しも増えてきています。...
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のり各種のなまえの由来
歴史的なものもあり、原料・形態・機能・用途などから命名されています。例えば原料からは、でんぷんのり・アラビヤゴムのり・ポバールのりなど、形態からは液体のり・固形のり・チューブのり・スプレーのり・テープのりなど、機能からはクラフトのり・ホットメルトのり・厚紙用のり・手芸用のりなどがあります。また、糊の字は中国から来ました。原料の米と、くっつけることを意味する胡を並べたとされています。 ...
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ノンダスト消しゴムは消しくずが出ない?
ノンダストという名前から消しクズの全くでない消しゴムだと思われがちですが、実際は消しクズが出ないわけでありません。消しクズが他の消しゴムのようにバラバラにならずひとつにまとまった形で出てくるので、掃除しやすく余計なごみになりにくい、と言う訳です。ちなみにライトは軽い力で消せるというのが利点ですが、材質的に多少脆さがあり、裏を返すとPE系に比べて強い力には耐えられないと言う事にもなりますので、注意が...
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接着持続期間
固形のり・液体のり 接着は永久的ですが、紙の方が劣化することがあります。 テープのり のりの成分であるアクリル酸エステル樹脂は、非常に安定しています。セロハンテープやガムテープのように、劣化してはがれることは有りません。接着は永久といえるでしょう。...
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字消し以外の使い方
基本的には「キレイにする」事にいろいろ使えます。例えば、ちょっとした革製品・建材の汚れ落としや、金属の磨きに使われる事もありますし、砂消しなどは、さび落としにもかなり有効な様です。...
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アシッドフリーとは
アシッド(Acid)は酸のことで、酸性成分が入っていないことです。 しかしながら、トンボ鉛筆では、アシッドフリーの意味を「酸でもアルカリでもなく、また紙や文字を変色させないこと!」 と解釈を広げて、対象となる液体のり、テープのりに「アシッドフリーマーク」をつけています。...
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固形のりはなぜつく
固形のりはもともと、液分が50%以上あるゲル化物ですから、塗布時の物理的な力によって局部的に液化し、紙を濡らす事ができます。この様に、液体のりのように作用しながらも、水分が少なく、紙に余分な水分が吸収されにくい性質である事によって、紙が伸びる事は非常に少なく、シワになりにくいと言う訳です。シワなしピットは、液分としてはアルコール類が多く含まれているので、ほとんどシワになりません。...
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のりは何故つく?
のりは化学的な作用と機械的作用で紙に結合し、のり自身も固まって丈夫な膜となり、紙と紙を結合させます。化学的作用は、紙の成分であるセルロース中の水酸基(-OH 基)とのりの持つ水酸基が水素結合することにより働きます。 機械的作用は、のりが紙の内部に入り込んで固まり、あたかも紙の内部にイカリを下ろした構造となって結合します。二つの作用がありますが、紙とのりの結合は、化学的作用が主で、機械的作用は補助...
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ボールペンの字も消せる?
鉛筆のようにボールペンのインクも消せるという消しゴムを、最近では良く見掛けます。これはいったいどの様にして消されているのかというと、ボールペンのインクごと紙を削り取っているのです。そのため、消した後は紙がささくれだっているようになってしまいます。 砂消しに含まれる研磨材の粒子は粗いので、サンドペーパーのような役割を果たすという訳なのです。我が社ではES-510,512Nが、砂消しに当たります。 ...
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のりの種類
米やとうもろこしのでんぷんから作られるでんぷんのりや、広くは工業材料の接着剤をも意味します。せまい意味では、事務用・学童用などの用途の紙用接着剤をさします。そのタイプは、でんぷんのり・液体のり・固形のりが主で、最近ではその他にも再剥離のり・テープのり・スプレーのりなどと多様化しています。 考古学的には、紀元前6000~5000年にはあったそうです。のりの歴史にも文化・風土があり、農耕民族の日本は...
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消しゴムで文字を消す仕組み
黒鉛でできた鉛筆の粉が紙の目に入り込んでいるのが、「字」や「絵」の紙に書かれた状態なのです。紙に付着している力よりも強い力でひっぱると粉はすぐに紙から剥がれます。その強い力というのが、消しゴムの表面の力です。だから、消した後は消しゴムの表面は吸い取った黒鉛で真っ黒になるのです。そして消しクズとなって捨てられ、また新しい表面で違う所を消すことができると言う仕組みです。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/e68/
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シャープペンシルの歴史
ほぼ100年位前にアメリカのキーランが「エバーシャープ」の名で発表したといわれています。 国産の第一号は大正時代にに早川金属(現在のシャープ(株))が発売したとされています。 初のノック式は、1960年に国内メーカーが開発・発売しました。当時は0.9mmの芯のみであったため余り普及する事もなかったのですが、1962年に0.5mmの芯を開発し、広く一般に使われるようになったと言われています。日本...
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シャープペンシルの種類
シャープペンシルには大きく分けると2種類あり、「ノック式」と「繰出し式」と呼ばれています。ノック式の中には、サイドノック式や自動ノック式等も含まれます。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/s66/
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シャープペンシルの英語名
シャープペンシルは、シャープ(株)の創始者である早川 徳治さんの命名で、英語ではMechanical Pencils(メカニカルペンシル)と呼ばれます。日本ではシャーペン等といった愛称で、中学生前後の年齢層に特に親しまれています。 ちなみに、中国語ではシャープペンシルを自動鉛筆(ツートン・チェン・ピー)と言います。...
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ノック音がする理由
簡単に言うと、中のリングが弾かれて後ろの壁にぶつかる音、ということになります。だからカチカチ音は基本的な性能に関係はないのです。金属チャックの方が良い音がします。 プラスチックは、初めは音がするのですが、次第に弾く力が弱くなって小さくなります。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/s64/
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シャープ芯の長さと太さ
芯の太さはJISで決められています。長さについても推奨値が示されています。長さは、60mmが多いようです。...
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シャープ芯のエコ
エコマークやグリーン購入法では、芯の入った容器について規定されており、再生材(再生プラスチック又は再生紙)を使うことになっています。トンボでは、容器に再生プラスチックを使っていますが、さらに進めて芯にもリサイクル黒鉛を使用して資源の有効利用に努めています。...
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シャープ芯の0.3は、0.3mmより太い?
JIS規格によって「芯のよび」と「直径」が規定されています。0.3ミリ芯は厳密には平均で0.38ミリとなり、0.4ミリに近い太さになります。各メーカーはこの基準にのっとって製造しているので、どのシャープペンシルにも共用できるようになっています。...
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シャープ芯と鉛筆の濃度について
JISでは、シャープ芯も鉛筆芯も、もともと同じ規格でした。しかし、国際規格ISOとの整合性を持たせるために、JIS規格を別々に制定したのです。濃度はもともと同じ範囲なので、ほぼ同等と見て良いと思います。...
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芯の種類
市場では、芯径が0.2、0.3、0.4、0.5、0.7、0.9mmの6種類、濃さは4B~6H(4B、3B、2B、B、HB、F、H、2H、3H、4H、5H、6H)の12種類があります。トンボでは、芯径0.3㎜、0.5mm、濃度2B、B、HBを用意しています。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/s59/
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カラーシャープ芯について
カラーシャープ芯には2種類あります。色鉛筆と同じ、顔料・ワックス・樹脂を押し出し成型して作る非焼成芯と窒化硼素・タルク・雲母・粘土鉱物を成型し酸素雰囲気600~1000℃で熱処理を行い白い芯を作り、白い芯に各色インキを含浸させた焼成芯です。非焼成芯は、書き味が柔らかですが強度が出ません。焼成芯は強度が高くなっていますがインキを含浸させるために多孔質になっているため、黒芯に比べると弱くなってしまいま...
https://www.tombow.com/mamechishiki/s58/
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シャープ芯に求められる性能
1.濃く書けること 芯の粒子が細かく、紙の繊維の中にぴったりと密着し、定着するもの。 2.強いこと 筆記中に芯折れがないこと。 3.滑らかなこと 紙への引っ掛かりがなく、しっとりとした書き味。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/s57/
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シャープ芯の作り方
シャープ芯は、「混合→混練→押出成型→焼成→浸油→切断→包装」 の工程を経て作られます。 原料の黒鉛と樹脂の親和性を高めるためにロールにより混練します。予備的な熱処理を行い、1200℃程度で焼成を行います。濃さ、滑らかさを付与する目的で油状物を浸透させ、一定寸法に切断しケースに入れてできあがり、です。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/s56/
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シャープ芯の原料
はじめは鉛筆芯と同様に、主原料である黒鉛と結合剤である粘土を焼結させたものでした。しかし、芯径を細くすると十分な強度が得られず、1.0、1.5mm程度のものでした。その後、細くて強い芯が求められ、有機物を焼いて結合剤とする製法が発見され、現在の高分子焼成芯が開発されました。原材料は黒鉛と高分子樹脂ですが、完成芯は樹脂が炭素化していますので炭素100%と言えます。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/s55/
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シャープ芯の歴史
1838年エバーシャープ発売以来、シャープ芯は黒鉛粘土(鉛筆芯と同じ)を使った、芯径1.0、1.5mm長さ30mm程度のものでした。しかし、1962年に0.5mmの合成樹脂芯が発売され、芯の技術革新が起こりました。 トンボは、黒鉛粘土芯「モノしん」で生産を行い、1961年にはシャープ芯JIS表示許可工場の認可を受けました。その後、1965年には合成樹脂芯「プラしん」を発売しました。...
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水性インクは水に弱い?
トンボ鉛筆では水性インクには顔料を使用しています。筆記直後はにじむこともありますが、乾燥すると水にぬれてもにじむ心配はありません。...
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