株式会社トンボ鉛筆(本社・東京都北区、社長・小川晃弘)は2019年新入学・進級用鉛筆の販売を1月中旬から開始します。
当社の19年春の鉛筆の新色柄は、シンプルな無地の「プレーン」、ストライプやドット柄の「プリント」、木肌の質感が温かい「ナチュラル」の3柄=写真下=です。色鉛筆は開けやすく机が広く使えるスライド缶入色鉛筆を、また赤鉛筆は赤がくっきり書ける丸つけ用などを販売します。
「学びへの一歩を応援する学童文具ブランド ippo!(イッポ)」はことし10周年を迎え、シンボルマーク、包装・製品デザインをリニューアルし、新たなスタートを切ります。
販売開始日は文具店・量販店等の任意になりますが、1月中旬からスタートするのが標準的です。当社今期のippo!(イッポ)シリーズの販売計画は約10億円(小売価格)です。
無地が約2割増!新入学・進級用筆記具の傾向
学校で使う鉛筆の柄についての当社調査より(重複回答式)
学校や先生による鉛筆の指定や推奨について聞くと、約4割(42%)が「無地」を推しました。8年前の前回調査より無地が約1割(13%)増えました。学校や先生による指定・推奨は「ない」と答えたのは約半数(54%)で、前回調査とほぼ並びました。
現在、子どもが使っている鉛筆について聞くと、約3分の2(66%)が「無地」、約半数(56%)が「キャラクター・模様付き」でした。前回調査よりキャラクター等付きが約3割(28%)減少し、無地が約2割(19%)増加しました。(調査対象は小学1-3年生の保護者。実施は第1回2008年(対象696名)、第2回2016年(対象235名)、Web調査、重複回答式。頁下【資料】に詳細。)
当社は子どもと保護者、学校のこうした要望を満たす新入学・進級用鉛筆を19年春の新色柄鉛筆として販売していきます。
■「ippo(イッポ)! かきかたえんぴつ」六角
小学生向け学習用鉛筆です。HBから6Bの広い硬度を揃え、濃い鉛筆を好む子どもの要望を満たします。販売単位は1ダース(鉛筆12本)・紙箱入りです。
2019年はプレーン、プリント、ナチュラルの3色柄。「プレーン」はブルー系、ピンク系、グリーン系の濃淡で、飽きのこない無地単色仕上げの新色です。「プリント」はストライプ柄、ドット柄、星柄などを中心にしたノンキャラクター柄で、楽しさと個性を満たす新色柄です。共に流行色のライムグリーンやライトパープルを取り入れました。「ナチュラル」は木肌の質感を大切にした温かい仕上げです(色は前年同様)。
イッポかきかたえんぴつのメーカー希望小売価格は1ダース税別600円(税込648円)、3本パック税別150円(税込162円)です。硬度はHB、B、2B、4B、6Bの5種です。鉛筆のサイズ(本)は長さ176mm、最大径7.7mm。
■少し短い 「ippo(イッポ)! 低学年用かきかたえんぴつ」六角/三角
体の小さい低学年に合わせて、鉛筆の長さを15ミリ短くし、筆記中のぐらつきを防ぎ、軸が顔にあたりそうになることに配慮した鉛筆シリーズです(短くした工夫は2009年発売品から)。六角と三角の軸が選べます。硬度はBと2Bで、筆記線が濃く、滑らかで芯が折れにくい特長があります。販売単位は1ダース(鉛筆12本)・紙箱入りで、内容は鉛筆11本、赤鉛筆(ippo!丸つけ用赤えんぴつ)1本です。赤鉛筆は入学に備えて用意する筆記具に指定されることが多いためです。
2019年の新柄はプレーン、プリント、ナチュラルの3柄。内容は上記「かきかたえんぴつ」と同様です。
イッポ低学年用かきかたえんぴつのメーカー希望小売価格は1ダース税別600円(税込648円)、硬度はB、2Bの2種、柄は六角が5種、三角が3種です。鉛筆サイズ(本)は六角軸は長さ161mm、最大径7.7mm、三角軸は長さ161mm、最大径7.4mm。
■開けやすい、机が広く使える 「ippo(イッポ)! スライド缶入色鉛筆」
使いやすいスライド缶入りの色鉛筆です。フタをスライドさせて力やコツなく開けられます。「あける」と表示されたところに親指を当てスライドさせます。自然な動作で弱い力でも開けられます。スライド缶のフタは外して缶本体の下に敷くことができるので、机の上でフタがスペースをとることがありません。フタに色帯(カラーバー)をプリント。色と色を合わせてかたづけると最初の並び順が保てます。色鉛筆一本ずつに名前書きスペースを、また、缶にも大きな名前スペースを設けました。(スライド缶の工夫は2009年発売品から)。
イッポスライド缶入色鉛筆12色のメーカー希望小売価格は税別800円(税込864円)、24色のメーカー希望小売価格税別1,600円(税込1,728円) 。12色・24色の2種類。12色(缶外形サイズ)幅110、長さ192、厚さ13mm。24色(缶外形サイズ)幅205、長さ192、厚さ13mm。
■くっきり見える“赤” ・ 二回目の丸つけに便利な“青”
「ippo(イッポ)! 丸つけ用赤えんぴつ/赤青えんぴつ/青えんぴつ」
朱と赤の中間色の赤鉛筆で、白色度の低い再生紙のノートやプリントでも強く発色します。伝統的に「赤鉛筆」と呼んでいる色しんは「朱色(Vermilion)」ですが、本製品は色相(色味)を赤(Red)に近づけ、明度をやや上げ、彩度をやや下げることで発色を豊かにしました。
赤鉛筆で丸付けした後の二回目の丸付けに便利な青鉛筆もラインナップしました。ご要望にお応えして「丸つけ用青えんぴつ」のダース箱仕様も発売。
共に軸は転がりにくい六角軸。一般の丸軸の赤青鉛筆は転がり落ちやすい等のユーザーの声がありました。
イッポ丸つけ用赤えんぴつ/赤青えんぴつ/青えんぴつのメーカー希望小売価格は1ダース税別720円(税込777円)、2本パック税別120円(税込129円)。鉛筆サイズ(本)、長さ161mm、最大径7.7mm。
トンボ鉛筆の学童文具ブランド「ippo(イッポ)!」は
ことし10周年を迎えシンボルマークをリニューアルしました
学びへの一歩(イッポ)を応援する学童文具ブランド ippo (イッポ)!
【資料】
調査 小学1~3年生の保護者に対するアンケート調査
実施 第1回2008年1月、対象696名 / 第2回2016年1月、対象235名、共にWeb調査、アンケートは重複回答式