株式会社トンボ鉛筆(本社・東京都北区、社長・小川晃弘)は、「トンボ陳列コンテスト」を全国の文具店様に呼びかけて本年も7月1日から2カ月間実施しました。コロナ禍にあって全国の170店舗様にご参加いただきました。
「自粛を余儀なくされた期間があったから、お客様に戻ってきてもらう契機に参加した」、「売上を取り戻すべく社員一丸となって頑張るよいきっかけにした」などの声をいただきました。リモートワークを駆使するなどしてご参加くださった文具店様に深く感謝します。
併せて本年から当社の中国現地法人・蜻蜓文具商貿(大連)有限公司は国内と同形式の販売店様向け陳列コンテストである第1回「蜻蜓文具店舗陳列大賽」を実施しましたのでその成果も報告します。
第5回 トンボ陳列コンテスト グランプリ
クラブン株式会社 うさぎや岡山店様 (岡山県岡山市)
【陳列のポイント】商品を実際にさわり、体験できることをコンセプトに展開。
陳列した商品はすべて体験できるようにしました。
うさぎや岡山店様グランプリ授与式。2020年10月23日撮影 (後半にインタビュー)
右から、トンボ鉛筆代表取締役社長 小川晃弘/うさぎや岡山店店長 伊澤京子様/うさぎや岡山店副店長 松下英正様/クラブン株式会社常務取締役管理本部長 松成雅治様/トンボ鉛筆常務取締役営業本部長 金谷国雄
第5回トンボ陳列コンテスト 準グランプリ
三省堂書店 神保町本店様(東京都千代田区)
フタバ図書TERA 広島府中店様(広島県安芸郡)
第5回トンボ陳列コンテスト 部門賞
エアータッチシステム賞
ビーワイヨシダ様(鳥取県倉吉市)
ユーザー賞
スーパーステーショナリー和歌様(北海道伊達市)
エッセンス賞
株式会社ミヤザキ様(愛媛県四国中央市)
ブランド訴求賞
ティーズ ステーショナリーショップ様(香川県綾歌郡)
グランプリインタビュー
クラブン株式会社「うさぎや岡山店」様
常務取締役管理本部長 松成雅治様、伊澤京子店長、松下英正副店長
――このたびはおめでとうございます。グランプリ受賞の喜びの声をお聞かせください。
第一報を聞いたときはとても驚きましたが、本当にやって良かったと嬉しく感じています。
――陳列コンテストにご参加いただいたきっかけをお聞かせください。
担当者のスキルアップを目指して参加しました。全国の他の店舗の陳列も見ることができ、
刺激になりました。
――陳列のポイントやご苦労された点をお聞かせください。
今回の陳列は、実際にお試しいただいて商品の良さを体感してもらうことをコンセプトに制作しました。初めて使用する什器だったためイメージが湧きにくく、構成やバランスを考えるのに苦労しました。最終的には3棚を使い、MONOとPITの両ブランドをそれぞれボリューム豊かに並べました。
――お客様の反応はいかがでしたか。
大人向け、子供向けの売り場の中央に陳列をしたので、幅広い世代のお客様に見てもらえたと思います。陳列した商品は以前から定番棚でも販売していましたが、今回の陳列で売上がとても上がり、お試しサンプルの効果があったと感じています。エアータッチシステム搭載の「モノエアー」や「ピットエアー」がよく動いた他、ノック式極細消しゴムの「モノゼロ」が予想外に売れて驚きました。
――今年の7月に店舗をリニューアルされたそうですね。
売り場はカテゴリー別ではなく、お客様の年代別・使用シーン別に新しく構成し、お試しコーナーや地元企業の商品コーナーも新設しました。併設するカフェにもお試し用の文具サンプルを置いており、商品を触ってもらうことを大切にしています。お客様に文具の良さを感じていただき、ゆっくり楽しんでいただける店舗を目指しています。
クラブン株式会社「うさぎや岡山店」様
岡山県岡山市北区今8丁目15-28 電話 086-243-8989
中華人民共和国 トンボ陳列コンテスト
第1回「蜻蜓文具店舗陳列大賽」実施報告
本年から当社の中国現地法人・蜻蜓文具商貿(大連)有限公司は国内と同形式の陳列コンテストを実施しています。第1回「蜻蜓文具店舗陳列大賽」は、初回ながら中国各地から93店舗様が参加くださいました。上位入賞店舗様を報告します。
グランプリ受賞店様には賞状と副賞8888元相当の商品を、準グランプリ受賞店様には賞状と副賞5188元相当の商品を贈呈しました。
第1回 蜻蜓文具店舗陳列大賽
グランプリ 苹果文具店 様(ピンゴウ文具店様)
所在地:遼寧省営口市
グランプリインタビュー
苹果文具店様 許明徳(シュー・ミンダ)代表のよろこびの声
栄誉ある賞に選んでくださったトンボ鉛筆さんとサプライヤーの粵東興隆(ユエドンシンロン)さんに感謝します。
コンテストに参加したきっかけは、トンボ鉛筆の歴史、製品に対する知識を深め、ブランド認知を強化することで店頭を活性化したいと思ったためです。
そこでMONOのシンボルカラーである「青、白、黒」の色彩を活かし、多彩な商品陳列をして店舗の印象を強くしようとしました。難しかったのは製品をキレイに陳列することでした。小さなスペースにキレイに製品を並べるのは大変頭を悩ませました。
コンテストを通して、いままでは社名しか知らなかったお客様が、トンボ鉛筆の歴史に親しんでもらい、ブランドの認知が高まったことが成果でした。
苹果文具店の最大の強みと特徴は、製品を大切にし厳重に品質管理を行っていることです。トンボ鉛筆の製品と共にこれからも発展していきたいと思っています。
(左) 苹果文具店許明徳代表、(右) 蜻蜓文具商貿(大連)西山建司総経理
苹果文具店の社員・スタッフ一同と西山総経理
第1回 蜻蜓文具店舗陳列大賽
準グランプリ 読享時光42中店様(ドゥシャンシーグアン42中店様)
所在地: 河北省石家庄市