株式会社トンボ鉛筆(本社・東京都北区、社長・小川晃弘)は、水性マーカー「ABT」(エービーティー)のアメリカバージョン(米国販売品)10色セット×5種を10月23日から国内で順次発売します。
「ABT」は日米欧のアートファンに定着している水性マーカーで、北米では最大手のアート&クラフトチェーン店と最大手のEコマースで販売されています。そのベストセラーの10色セットを米国と同じパッケージで国内に導入します。
商品名(国内)は「水性マーカーABT10C」、10色セットで、希望小売価格は3,000円(税込3,300円)。全国の文具店、文具売場、画材店で発売します。(米国商品名:TOMBOW DUAL BRUSH PENS)
カラーの組合せは、パステル、プライマリー、ブライト、ギャラクシー、トロピカルの5タイプ。いずれもシリーズ名でコーディネートした9色のカラーペンと、インクをなじませて混色やグラデーションが自在にできる「カラーレスブレンダー」1本のセットです。
当社はABTを単色から36色セットまで販売していますが、カラーコーディネートされたセットの販売が好調で、米国では7割の出荷が当該10色セットです。国内は6色、12色、24色、36色のセットを販売してきましたが、この度10色セットを加えてバリエーションを拡大。ホビーユーザーやエントリーユーザーが迷わず選べる商品構成を整えました。
パステル
プライマリー
ブライト
ギャラクシー
トロピカル
左から、パステル、プライマリー、ブライト、ギャラクシー、トロピカル
<水性グラフィックマーカー「ABT」について>
「ABT」は、筆芯と細芯の2つのペン先を備えたツインペンで36年前(1984年)に日米欧で同時発売。世界のアーティストやグラフィックデザイナーに愛用されている。筆芯は型崩れしにくいナイロンファイバー芯で、毛筆と同じくリズムや抑揚がダイナミックに表現ができる。細芯は極細0.8ミリのラインが安定して引けるポリエステル芯で、ハイライトやエッジ感を利かせたい表現や文字書きなどに適す。インクは発色が鮮やかで、混色したり水筆(別売)でぼかしたりして表現の幅が広がる水性染料。現在、全108色を揃える。5、6年前からInstagramなどのSNSでハンドレタリングやイラスト作品を投稿して交流するアートブームが世界同時にブレイク、“日常を彩る”アーティスト人口が急増している。インフルエンサー他がABTによる多彩な表現をレコメンドしていることなどからABTユーザーのすそ野が広がっている。
https://www.tombow.com/sp/abt/
<トンボ鉛筆のアートの振興活動>
トンボ鉛筆は「アートをもっと身近なものに」をコンセプトに情報発信するプラットフォーム「FUN ART STUDIO」を2018年に開設。アーティストと共に日々コンテンツを投稿している。インスタグラムのフォロワー数は現在4万7千人。2019年にはウェブサイトも開設。ブラッシュペンABTなどによるハンドレタリングやイラストなどの手描き作品を豊富に掲載、描き方のプロセスやポイント、おすすめのツールなど身近な手描きアート全般の情報を発信している。
FUN ART STUDIO
・webサイト:https://tombow-funart.com
・Instagram :@tombow_art_official(https://www.instagram.com/tombow_art_official)