株式会社トンボ鉛筆(本社・東京都北区、社長・小川晃弘)は、野外スケッチを楽しむための24色の色鉛筆セット「色辞典24色おでかけセット」(商品名)を2月7日に発売します。
本製品は、風景を描くのに最適な24色(詳細後述)を「色辞典」(シリーズ名)100色の中から選びました。おでかけに最適なブック型布製ポータブルケースを新採用、210グラムと軽量です。ケースはフルオープンするため風景色と調和させながら色が選べます。
写真はイメージ。左の布ケースに色鉛筆24色が入る
本製品の希望小売価格は3,600円(税込3,960円)。販売は全国の文具店、画材店、書店文具コーナー他です。7千セットの数量限定販売です。
風景を描く 最適な24色 (色一覧後述)
色鉛筆でスケッチしているもののトップは「風景」でした(当社調査※1)。これに応えて本製品は千歳緑、鶯色、苔色など緑色系6色、濃藍、川蟬色、天色など青色系7色の風景色を充実させました。新緑、桜、花と森、海・河・空、紅葉など四季折々の風景を野外で描写するミニマムセットです。
ブック型軽量布製ポータブルケース
約7割の人が野外でスケッチしていました(当社調査※2)。そのため本製品はおでかけスケッチに最適な布製ポータブルケースを新採用、従来の缶や紙箱を改めました。
ケースの表地は帆布(生成り色)、内地はポリエステル(ブラウン)で縫製仕上げしました。色鉛筆24色をたたみ込むように三つ折りにしてゴムバンドでクリップ、A5判相当のブック型(約140×210㎜)に仕上げました。重量は210グラムと軽量です(標準的な24色缶入色鉛筆より30%軽量)。置いた時、開けた時、色を選ぶ時の動作音がほとんどありません。持ち歩きやすく外観もスタイリッシュです。
フルオープンケースから色をチョイス
ケースを広げると全24色が一列にフルオープンします(幅約41㎝)。スケッチしたい風景を観ながらベストな色が選べます。ケースは24色・色鉛筆の他、6本分の予備スペース、消しゴムや削り器が入る2つのポケット付です。
(色辞典とは)
「色辞典/IROJITEN」は自然色と時代の流行色を色鉛筆で再現し、呼べなかった色に「呼び名」を与え、色の由来を解説した“おとなの色鉛筆”。色鉛筆ブームを創出しました。10色ずつトーン別(彩度と明度を統一し色味を変化させた調和色)に紙製ケースに収納して30色を1セットにした鉛筆セットです(単色も販売)。1988年に第1集を、90年に第2集を、92年に第3集を発売し計90色に。2018年に10色を加えて現在計100色を販売中(単色も含む)。2020年発売の「色辞典24色おでかけセット」はこの中から風景色をチョイスしたポータブル版。
「色辞典24色おでかけセット」色一覧
※1 2017/02 トンボ鉛筆調べ/色鉛筆画を描いている対象 20代~60代男女 613名/Web調査
※2 2015/10 トンボ鉛筆調べ/色鉛筆自宅外での使用状況 30代~60代男女 434名/Web調査
店頭販売形態(パッケージ)
色の呼称と由来を解説したカラーチャート台紙付
色辞典24色おでかけセットで描きました