株式会社トンボ鉛筆(本社・東京都北区、社長・小川晃弘)は、本年がモノ消しゴム発売にはじまる青白黒の「モノカラー」が誕生して50周年にあたることから、モノ消しゴムの歩みを復刻した「モノカラー誕生50周年記念セット」(商品名/写真右)を7月5日、全国の文具店で限定発売します。
本セットは1969年発売の初代モノ消しゴムから2000年までの 4世代のスリーブ(紙ケース)を復刻した消しゴム4個に、現行品とほぼ同じ製品※1個を加えた消しゴム5個に、周年記念「モノピンバッチ」=写真右=1個をセット。化粧箱入りのギフト仕様に仕上げました。
※セット中製品は「50th ANNIVERSARY SINCE 1969」が記載されています。
5期(5個)のモノカラーを通じて、学習・受験・業務・創作など“書いて消して”歩んだ半世紀に思いを馳せます。
本セットの希望小売価格は税別600円(税込648円)。販売数量は限定4万5千セット(個)です。
モノ消しゴムは第一世代(初代)から第五世代まで50年間、全世代にわたって青、白、黒のモノカラーを統一的に採用してきました。第一世代に限り青色は明るく以降の世代とやや異なります=写真右=。第二世代以降、カラーはほぼ統一され、それぞれの時代に採用していたMONOロゴタイプとコーポレートマーク及びコーポレートロゴタイプが変遷します。
現在の第五世代=写真右=は、色彩としては青、白、黒の指定色で、配色は上から順に、青色、白色、黒色(3等分)と定めています。当概要でモノカラーは2017年3月、特許庁第一号の「色彩のみからなる商標」として登録されました。
<50周年記念「モノピンバッチ」>
本セットはピンバッチ付(同梱)です。当社が100周年を迎えた2013年にリニューアルした現在の第五世代の消しゴム意匠(デザイン)をピンバッチに採用しました。(サイズ:幅25×高さ12.5㎜/留め具付)
【捕捉】
■モノカラーについて 第一号「色彩のみからなる商標」登録
1969年、字消し力に優れたプラスチック字消し「MONO」発売時のスリーブに採用したカラー。上から順に、青、白、黒を配した3色柄のモノカラーは半世紀にわたって統一的に展開、デザインマニュアルを構築して運用しています。
MONOブランド商品の品質を常に高いレベルで維持するよう務めてきたこと、これら商品に青、白、黒の3色柄を一貫して使用してきたことによって、この色柄が出所表示機能や品質保証機能を有する商標としての価値を持つことが広く認知されました。2017年3月、特許庁第一号の「色彩のみからなる商標」として登録されました。
また、2011年にはモノ消しゴムはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しています。
■モノカラーの展開
MONOブランドの3色柄の立ち上げとなったMONO消しゴムは、現在11品種・19種(MONOブランドの3色柄を導入している商品のみ)あり、事務学習用消しゴム市場で約5割(2015年/当社推定)のシェアを持つトップブランドです。その他、3色柄で展開しているMONOブランドの商品分野は、鉛筆類、修正テープ類、シャープペンシルの一部、シャープ芯、多機能ペンの一部で、商品別では35品種・142種(種は色柄とサイズの違いを1と数えたアイテム数)です。
「モノカラー誕生50周年記念セット」 7月5日発売 600円+税
化粧箱入りサイズ138×15×76mm.消しゴムはすべてPE-01Aサイズ(17×11×43mm).
消しゴム5種のスリーブの側面に「50th ANNIVERSARY SINCE 1969」を記載した特別デザイン.