株式会社トンボ鉛筆(本社・東京都北区、社長・小川晃弘)は、テープのりユーザーの拡大を目指します。テープのりの使い始めが早期化(※1)していることから、小さい手や不慣れな人でも持ちやすくきれいにのり付けでき、携帯しやすいテープのりシリーズを3月7日に発売します。
発売するのは次の3種です。
使い切りタイプのテープのりの販売単価として本体価格180円は当社において最低単価で、ユーザーのすそ野を広げます。
全種、使いきりタイプ。シリーズ合計の年間販売計画は120万個、約2億2千万円(小売価格)です。
本シリーズはカドがない形で持ち方を規定せずに、タテにもヨコにも引きやすく、小さい手や不慣れな人でもきれいに引けるのが特徴です。さらに、誰でものりがぴたりと塗布できるよう、紙面とヘッドの角度を補正する「フィットヘッド」機構を新たに採用しました。
■各テープの特長
強力接着 ピットパワーエッグ
貼った瞬間から強力接着します。二度塗りの必要はありません。封筒や写真等もしっかり貼り合わせます。接着力は当社の汎用テープのり(ピットテープM)より20%強く、接着力を向上させて経済性と効率を高めました。
ピットパワーエッグのテープ幅は初めてテープのりを使う方でも扱いやすい細めの6mm幅、長さは6mです。
はじめ貼り直せて後から接着 ピットリトライエッグ
のりを塗布し、貼り合わせて約1分以内(※2)は貼り直しができます。再度、貼り合わせて時間が経つとしっかり接着します(液体のりや固形のりのような使用感をテープのりで実現)。プリントの貼り位置を修正する、うっかり封入を忘れた時などに重宝する機能です。
ピットリトライエッグのテープ幅は6mm、長さは7mです。
※2 接着力が経時変化する仕組み :
①のりの表面に接着力を抑止するバリア層を形成、②バリア層が紙へ浸透する間が「約1分」で、この間は貼り直しができる。③バリア層の浸透を経て、のりと紙が密着し接着力が強まる。(紙の質や圧力によって貼り直し時間は変化することがあります)
頼れる粘着力で、貼ってはがせる ピットタックエッグ
紙に付せん紙のような適度な粘着力をもたせて、貼ったりはがしたりを繰り返せるテープのりです。メモの仮止め、付せん等一時保存するのに最適です。のり表面に特殊粒子「浸透ブロック粒子」を点在させ、のりが紙へ浸透するのを妨げています。時間が経ってもベタつきを残さずにすっきりはがせます。
ピットタックエッグのテープ幅は6mm、長さは6mです。
3タイプののりの特徴
■ボディの特長 (ピットエッグシリーズ共通)
【コンパクトなエッグボディ】
凹凸を極力除いた丸みのある形で誰でもしっかりと持て、タテにもヨコにも引けます。ペンケースに収納しやすいコンパクトサイズです。
(サイズ:28×69㎜楕円、厚さ19㎜)
【ムラなくのりを塗布するフィットヘッド】
ヘッドが紙面にうまく当たらなかった場合でも、ヘッドが微回転して手ブレを補正する機構「フィットヘッド」を新たに採用しました。不慣れな人でも上手にのり付けできます。
【フルカウルヘッドカバー】
ヘッド全体をカバーし保護する「フルカウルヘッドカバー」を設けました。開閉式でオープン時はボディに固定、使用しない時はヘッドを保護し、またゴミの付着を防ぎます。
カバー上面には透明性に優れたポリカーボネート樹脂を採用し、ヘッド部分に高い視認性を確保しました。
【ボディカラー】
ボディのカラーラインナップは各2色です。
※1 調査: 学生のテープのり使用率