消しゴム雑学
消しゴムの上手な使い方
【消しゴムの当て方】
消したいものの大きさにあわせて、消しゴムの角や丸みを使いましょう。
【力の入れ方】
初めから強く擦ると、芯の粉が紙面の奥に入り込んだり、粉を他の部分にまで広げてしまいます。初めは少し軽めに擦り、徐々に力を入れていくときれいに消せます。
【字消し板の利用】
一部分だけを直す場合、字消し板を使うと、その部分だけを綺麗に消すことができます。字消し板は、非常に薄いステンレスにいろいろな形の窓が開いているものです。
【消しクズの回収】
消し屑をなるべく散らさないようにすると、ゴミ箱の上で紙を払うだけで済みます。また、消し屑は消しゴムで軽く叩けばくっつきますので、これを指で摘んで回収すれば屑の処理も簡単です。
【紙の押さえ方】
ほとんどの消しゴムは、押し付けた力と同じ位の力が紙をずらす方向に働きますので、薄い紙や弱い紙では押さえ方と擦る方向によって、しわができたり破けたりします。この場合は、押さえている側から押さえていない側への一方通行で擦るか、押さえている手の親指と人差し指で三角形を作り、その中で優しく擦ると、紙を痛めずに消せます。