修正テープのテープについて
テープの構造や素材
テープの構造は、次の3つの層、粘着層・修正膜・ベーステープで出来ています。
1. 粘着層は,修正膜を紙にくっつける働きをします。厚みは約0.001mm(1μm)で、セロハンテープに使うような粘着剤です。
2. 修正膜は、修正する文字や線を紙に近い色で隠し(隠蔽性)、インクが染み込みやすいようにして上から文字や線が書けるようになっています(再筆記性)。この原料は修正液に近いもので、白色顔料と樹脂(白色顔料を固める)と活性剤(インクを染み込みやすくする)で出来ており、厚さ約0.025mmです。
3. ベーステープは、強く・伸びにくいグラシン紙をシリコンでコーティングしたものを使う場合と、薄いプラスチックフィルム(PETフィルム)を使う場合があります。厚さは約0.012~0.040です。