トンボ鉛筆100年史 page 98/98
このページは トンボ鉛筆100年史 の電子ブックに掲載されている98ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。
概要:
トンボ鉛筆100年史
掲載図版提供株式会社加登屋取締役会長渡邉輝也様TOMBOW No.8800広告(p.19)/鉄兜字消し広告(p.20)掲載商品提供一覧(ご提供者50音順)五十嵐信克様ステッキ鉛筆(p.10:2本)/ゴルフ型セット(p.12・p.90)/Funny Face(p.13:女の子)合田明展様MASON(表紙・p.10)/メリー優良鉛筆(p.10)/SUBMARINE(p.11:2本)竹内正則様鉄兜字消し(p.20)/HOMO(p.32・p.91)編集後記飯田橋駅から凸版印刷小石川ビルに年史資料を持って行く道すがら、初代社長・春之助翁も、ダース缶の下絵を携えてこうして歩いたのだろうな、という思いがよぎりました。当時、トンボ鉛筆は柳橋に、凸版印刷は小石川にありました。昭和初期、日本初の本格的製図用鉛筆の商品化に着手、この品質にふさわしいダース缶づくりを凸版印刷にお願いした、と聞いています。そうして濃い鶯色に金箔文字のTOMBOW DRAWING PENCILSが誕生、威風堂々と発売になりました。大きな反響を呼び、国産高級鉛筆のゾーンを形成する端緒になりました。印刷業界もまた、このころから商業印刷部門が発展していったそうです。年史編纂で、凸版印刷とふたたびチームを組むことができたことを、春之助翁・とわ嫗は喜んでおられることでしょう。貴重な記録や商品を提供してくださった業界の皆々様、資料収集の伊藤眞吉顧問、おだやかなストーリーテラーの小山むつみさん、産業史を美しい絵巻物に仕上げてくださった森本常美さん、そして熱い心を注ぎ込んでくださったすべての方々へ尽きぬ感謝を捧げつつ、新たな100年に向かって無限大の羽を広げます。(トンボ鉛筆社史編纂担当者一同)トンボ鉛筆100年史2013年3月発行発行株式会社トンボ鉛筆東京都北区豊島六丁目10番12号03(3912)1181(代表)編集トンボ鉛筆100周年記念事業委員会制作・編集協力凸版印刷株式会社年史センター印刷・製本凸版印刷株式会社装丁・本文デザイン森本常美(オーム)章扉写真撮影木原勝幸(studio ten)