トンボ鉛筆100年史 page 62/98
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トンボ鉛筆100年史
第4章組織改革と企業インフラの整備1995?19971995[平成7]1阪神・淡路大震災(M7.3、死者6000人超)阪神・淡路大震災での被災者支援として鉛筆などを提供3世界で最も細い2.5ミリ幅の修正テープ「MONOホワイトテープPX」発売地下鉄サリン事件4新社名商標導入、「いつも知的冒険心」を標語に決定東京外国為替市場、円相場1ドル79円台の最高値を記録11目づまりしない液体のり「アクアピット」発売12総務庁、完全失業率3.4%と発表(1953年以来最悪)1996[平成8]3リサイクル鉛筆「木物語」が「緑の募金」に採用4小川隆司会長、日本工業規格の制定普及の功績により勲五等旭日双光章受章7初の「海の日」8「MONOもっとかる~く消せる消しゴム」「MONOもっとあつまる消しゴム」発売10定規を汚さない蛍光マーカー「蛍コート」発売―「MONOホワイトテープYT4」、レッドドットデザイン賞/ iFデザイン賞受賞―インターネットの普及加速阪神・淡路大震災と被災者支援1995(平成7)年1月17日朝、淡路島北部を震源としたマグニチュード7.3の直下型地震、阪神・淡路大震災が起こる。死者・行方不明者は6437人、全壊・半壊した家屋は約24万9000棟に及び、神戸市を中心とした阪神地域と淡路島北部の被害は甚大であった。トンボ鉛筆では、ただちに支援策の検討に入った。24日、文部省(現文部科学省)より、東京・晴海を出航する救援船に教育関連用品を受け入れる用意があるとの報を受ける。さっそく、日本鉛筆工業協同組合の理事長だった小川隆司トンボ鉛筆会長を通じて加盟各社に呼びかけ、組合の支援活動として、救援物資の提供を決めたのだった。28日、鉛筆約10万本、ミニ鉛筆削り器約1500個、消しゴム1997[平成9]1「ピットテープAS貼るタイプ」「ピットテープAK貼ってはがせるタイプ」を発売3秋田新幹線開業4消費税率5%に引き上げ、外税表示に5再資源化材料ボールペン・シャープ芯「エコネット」発売7詰め替えできるペン型スティックのり「ほそみピット」発売イギリス、香港を中国に返還10長野新幹線開業11北海道拓殖銀行経営破綻、都市銀行初12地球温暖化防止京都会議で、京都議定書採択―「LUCCA」発売(海外向け)、DesignInnovation受賞―「蛍コート」「消えいろピット」、グッドデザイン賞受賞MONOもっとかる~く消せる消しゴムMONOもっとあつまる消しゴム蛍コート62