トンボ鉛筆100年史 page 60/98

トンボ鉛筆100年史

このページは トンボ鉛筆100年史 の電子ブックに掲載されている60ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
トンボ鉛筆100年史

第4章組織改革と企業インフラの整備1991?19941991[平成3]3アルコールベースのスティックのり「ピットアート」発売6マウス型修正テープ「MONOホワイトテープMS」発売「ZOOM V472“TITAN”」「ZOOM OCEANIC」「ZOOM ESPANA」発売9新城工場に鉛筆の製造設備を新設、全工程を集約12ソビエト連邦消滅―バブル経済崩壊1992[平成4]3横引き修正テープ「MONOホワイトテープYK」発売5国連、地球温暖化防止条約採択6リサイクルした木と黒鉛でつくった鉛筆「木物語」「木ものがたり」発売、鉛筆初の「エコマーク商品」透明ボディの修正テープ「MONOホワイトテープYKT」発売7小売店・卸店向けセールスカタログ「まいど」を創刊―「OUTPUT」、iFデザイン賞/デザイン・プラス賞受賞「MONO蛍光ツインマーカー」「MONO SGⅡ」、グッドデザイン賞受賞1993[平成5]1「木物語」「木ものがたり」、日本経済新聞社主催「日経流通新聞賞」受賞5新城ロジスティクスセンター開設、トンボ戦略的物流システムを構築日本プロサッカーリーグ「Jリーグ」初開幕6ネックレスタイプの2色ボールペン「フィールドワーカーⅡ」発売皇太子ご成婚9「MONOホワイトテープYN・YT」発売「消えいろピット」発売10「フィールドワーカーⅡ」、グッドデザイン賞受賞11環境基本法施行12ダース箱に再生紙を使用した新入学生用鉛筆を発売―「ZOOM OCEANIC」、デザイン・プラス賞受賞事業環境の急変1990年代初頭の、地価高騰を背景とした好景気(バブル経済)の崩壊は、日本経済に深刻な打撃をもたらした。急速な景気の冷え込みを背景に価格破壊が広がりはじめ、日本経済は20年を超える長期停滞に陥っていく。文具業界も例外ではなかった。1993(平成5)年、翌日配送の事務用品通信販売会社がサービスを開始。数量をまとめて事業所へ納入することで弾力的に運用してきた納品価格が、この新しい流通システムによって公のものとなった。以降、文具納品事業は価格競争時代へ突入する。さらに、通販による価格破壊は、店舗販売にも影響を及ぼした。文房具店の経営を厳しいものにし、ひいては文具卸の経営をも揺るがせ、中間流通の統廃合や合併が加速する。選択と集中が発掘した「修正テープ」1991年にマウス型修正テープ「MONOホワイトテープMS」を発売して以来、修正テープの国内市場は毎年140~160%の伸びを記録した。それは、修正液のように乾燥を待つ必要がなく、臭いや汚れの心配もない、「待ちに1994[平成6]4タイ工場、生産能力を2倍に増強7製造物責任法(PL法)公布10「MONOホワイトテープYN・YT」、グッドデザイン賞受賞太・細ペン先ツインタイプの「プレイカラー2」発売製品安全対策室新設「ZOOM ESPANA」、iFデザイン賞/デザイン・プラス賞/バーデン・ヴュルテンベルク州国際デザイン賞受賞「ZOOM V472“TITAN”」、デザイン・プラス賞受賞MONOホワイトテープMSピットアートMONOホワイトテープYK60