トンボ鉛筆100年史 page 52/98
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概要:
トンボ鉛筆100年史
第3章栄光と挫折奇跡の転換点1980?1986ドイツトンボ(1980年当時・左)フランクフルトメッセに出展したトンボのブース(中)1980[昭和55]―旧西ドイツ・ケルン市に販売会社Tombow Pen & Pencil GmbH設立(のちにフランクフルト近郊に移転)1981[昭和56]3神戸ポートアイランド博覧会ポートピア'81開催(~9月)7水性マーキングペン「プレイカラー」24色を開発・発売1982[昭和57]4 500円硬貨発行6東北新幹線(大宮-盛岡間)開業7製図用精密マーキングペン「PROGRAPH」発売11液体式水性ボールペン「ロールペン」発売上越新幹線(大宮-新潟間)開業―「PROGRAPH」、グッドデザイン賞受賞1983[昭和58]4東京ディズニーランド開園5米国カリフォルニア州ウエストレイクビレッジに、販売会社American Tombow, Inc.設立(のちにジョージア州アトランタに移転)―「ロールペン」、グッドデザイン賞受賞新世代の経営参加とドイツトンボの設立1978(昭和53)年、取締役の一員に留学を経験した戦後生まれ世代が加わった。国際感覚を持った役員は以降も増えた。これら新世代経営陣を中心に、海外進出計画が進展していく。1980年、販売会社、Tombow Pen & Pencil GmbHを旧西ドイツのケルン市に設立する。欧州に投入した第1号商品は「香料入り合成軸鉛筆」だった。木軸の代わりに発泡樹脂を用い、削るたびに香りが新たになる鉛筆は、とくにフランスで人気を博した。販社の売上が倍増するきっかけとなったのは、1982年、日独同時発売した製図用の精密マーキングペン「PROGRAPH」であった。精緻な書き味を安価に得られる画期的な製品として、欧州でも広く受け入れられたのである。1984[昭和59]4手塚プロダクションと提携、キャラクター文具の開発強化5油処理剤「オイルイーター」開発6厚生省、日本人の平均寿命を発表、世界一の長寿国へ(男74.20歳、女79.78歳)8水性ボールペン「MONO BALL」発売9接着・仮止め両用のり「ピットマルチ」発売水性マーカー「デュアルブラッシュペン」72色発売(89年144色に)1985[昭和60]3科学万博「つくば’85」開催(~9月)つくば科学万博東芝館に巨大プロッター専用「エキスポマーカー」供給4東京工場内に流通センターを建設8日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落香料入り合成軸鉛筆米国向けディスプレイ1986[昭和61]1「ZOOM」シリーズ(シャープペンシル、油性・水性ボールペン)発売4消しくずがまとまる消しゴム「MONO NONDUST」発売男女雇用機会均等法施行7自動芯繰り出し式シャープペンシル「ランナー」発売東北自動車道全面開通10三角軸ボールペン「オブジェクト」発売―大都市で地価高騰始まるPROGRAPH52