トンボ鉛筆100年史 page 3/98

トンボ鉛筆100年史

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概要:
トンボ鉛筆100年史

発行にあたってごあいさつトンボ鉛筆は、2013年、創立100周年を迎えました。私たちを支え、応援してくださった皆様に、厚くお礼を申しあげます。本書は、鉛筆産業の黎明期から、モノづくり一筋に歩んできたトンボ鉛筆の歴史を振り返り、お世話になったたくさんの方々にあらためて感謝の意を捧げたいとの思いから発行いたしました。そして、トンボ鉛筆の物語を社員みんなで共有し、「企業が100年間にわたって継続してきたエッセンスは何だったのか」を考える年にしたいと思っています。歴史は、決して過去のものではありません。歴史が積み重なって、いまの私たちがあります。100周年を機会に、トンボ鉛筆が歩んできた100年を訪ね、その歴史のなかから新たな発見を学び取りたいと思います。ところで、100周年は節目であると同時に、通過点でもあります。これからの「100年」を展望するとき、私は、トンボ鉛筆の使命である「開発型メーカー」でありつづけるために、何をおいてもまず、愚直に励むことが大切であると考えています。日々の一生懸命な積み重ねのなかから、トンボ鉛筆ならではの技術が開発され、その技術が、「書く」「消す」「貼る」の事業領域をいっそう深耕し、また拡大する──そのような確かな技術を通じて、お客様に真に喜んでいただける製品をお届けしたいと思っています。トンボ鉛筆は、2013年、新しいトンボのマークとともに、大空を翔けます。トンボの製品は、「手にするのが楽しい」「この感覚、好き」「新発見にちょっとびっくり」「安心して使える」──そのように思っていただけたら、最高の幸せです。新しいトンボマークとともに、これからも皆様のご期待にこたえてまいります。皆様のいっそうのご支援とご愛顧を、心よりお願い申しあげます。2013年2月株式会社トンボ鉛筆代表取締役社長小川晃弘